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宇都宮市の国道で乗用車が対向車線の路肩に衝突し車が全焼 運転手女子大学生1人けが(2024年12月4日)

宇都宮市の国道で20代の大学生が運転していた車が対向車線の路肩に衝突し、全焼しました。

宇都宮市の国道で乗用車が対向車線の路肩に衝突し車が全焼 運転手女子大学生1人けが(2024年12月4日)

4日午前11時半ごろ、宇都宮市平出町の国道で「車の単独事故、車のフロントガラスから火が出ている」と近くのビルの従業員から119番通報がありました。

警察などによりますと、女子大学生が運転する乗用車が中央分離帯に衝突し、さらに対向車線を越えて路肩の植え込みに突っ込みました。

事故の衝撃で火が出たということで、消防車など4台が出動し、約1時間後に消し止められましたが、車は全焼しました。

女子大学生は下半身を強く打ちましたが、命に別状はないということです。

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「少しでもアメリカの話が聞きたいと思いますけど……良い夕食会でした。これ以上の話は留めておきます」 12月22日、東京都千代田区のホテルで『日本李登輝友の会』主宰のイベント『日台共栄の夕べ』が開催され、故・安倍晋三元総理の妻・昭恵氏(62)が「私の台湾に寄せる思い」というテーマで講演した。 このイベントの一週間前、15日に昭恵氏はフロリダ州でトランプ次期大統領夫妻との夕食会に参加。集まった聴衆、メディアはその詳細を聞きたがっていたのだが――言及を避けた形だ。 早期会談を望む石破茂総理(67)を差し置いて、「私人」の昭恵氏がトランプ氏の私邸『マール・ア・ラーゴ』に招かれただけに夫妻との会話の内容が注目されたが、外交機密に触れる内容があったのか、最初からその中身を話すつもりはなかったようだ。 その代わりに、安倍氏が総理在任中の’19年、トランプ氏が来日し、六本木(港区)の炉端焼き店で会食した際のエピソードを披露した。 「トランプさんは『先の戦争(第二次世界大戦)も、(両国のトップが)自分とシンゾーであったならば起こらなかったに違いない』と話していた。戦争したくない方だなと思った。平和な世界に導いてほしい」 昭恵氏の訪米には賛否あるが、トランプ氏は石破首相宛てに自身の写真集を託した。本にはトランプ氏の直筆で「PEACE(平和)」と書かれており、石破氏との会談を望んでいるというメッセ―ジだとみられている。安倍氏が得意とした外交で、手腕を発揮した昭恵氏。「二人で巡った国へ再訪問したい」と語り、こう続けた。 「主人のおかげで普通では会えない人たちとも会えた。何かしら世の中の役に立ちたいと思っている。国と国との関係で、私が動くことで日本を良く思ってくださるのであれば、外務大臣が行かれないような地域にも、主人が遺してくれた足跡をたどっていけたらいいと思います」 ◆あっけらかんとしたキャラクターは健在 今年に入り、昭恵氏は台湾、中国、インドを巡っている。社会貢献を行うNPOなどを表彰する団体の会長として、刑務所や少年院に慰問を行っているという昭恵氏。今年8月、初犯ながら殺人などの重罪を犯した無期懲役刑が半数近くいる岡山刑務所を初訪問したエピソードも語った。 「慰問に行きます、と応じたものの、壇上に上がったら何とも言えない気持ちになりました。遺族の悲しみ、辛さを語りました。そうしたら何人かの方が私に手紙をくれ、いまもやりとりをしています。『最低でも30数年間は罪を償いながらいつか社会貢献できる日が来ることを望んでいる』と綴ってあったり、『失礼でなければ写経をしたので安倍元総理のご仏壇に手向けていただけないでしょうか』と記してあったり、5000円が同封され、これでお線香を、と綴られた手紙も届きました。 私もこういう立場で被害者に寄り添ってもいきますが、加害者を作らなければ被害者も生まれない。主人が『再チャレンジ』と日頃から口にしていましたので、罪を償い、社会に貢献したい気持ちがあるならば、私は役に立ちたい」 昭恵氏がそう語ると、会場は静まり返った。 山口県下関市の自宅から宇部空港まで自身の運転で向かい、秘書もいないなか、各団体などと一人でやりとりをしている苦労にも触れた。その一方で講演では随所に“アッキー節”もあった。 「(開始20分で)台湾についてお話しすることがもうないわ」 「私は何時までお話しをしたらいいのかしら」 「メディアに見つかるといけないから地下駐車場からソーッとお入りください、と言われました」 あっけらかんとそう語る昭恵夫人に会場は笑いの渦に包まれた。喜怒哀楽、すべてが詰まった40分の講演だった。

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酒と食と池波志乃を愛した中尾彬さん、妻が用意した意外な「最期の食事」

昭和の名優が旅立ったのは、2024年5月16日のことだった。中尾彬さんが心不全のため、81歳で逝去。 「中尾さんは1962年に日活ニューフェイスとしてデビュー。映画『本陣殺人事件』やテレビ朝日系のドラマ『暴れん坊将軍』に出演し、人気を博しました。武蔵野美術大学出身で芸術にも造詣が深く、千葉県木更津市にアトリエを構えて絵を描いていました」(スポーツ紙記者、以下同) 妻・池波志乃とはおしどり夫婦として有名だったが、若いころはプレイボーイとして名を馳せていた。 「何人もの女優と浮名を流していました。1970年に女優の茅島成美さんと結婚。子どもも生まれましたが、眞帆志ぶきさんとの不倫が発覚し、中尾さんが多額の慰謝料を支払うことで離婚が成立しました」 池波との出会いは、その離婚調停中だった。 毎日の楽しみだった妻との晩酌 「中尾さんはドラマの共演者に幻の日本酒といわれた『越乃寒梅』の知識を披露していました。そんな中、笑いながら“そのお酒なら毎日飲んでいますよ”と言ったのが志乃さん。これがふたりのなれそめだったようです。ふたりとも美食家でお酒好き。中尾さんは毎日食べたものを“食日記”に残していましたね。夫婦で外食に行くこともありましたが、中尾さんは家で食べるほうが好き。2時間くらい晩酌をしながら志乃さんと話すことが多かったようです」(中尾さんの知人、以下同) 晩年にはトレードマークだった“ねじねじ”を処分し、生前墓を建てるなどの終活を行っていた。そのきっかけも“日課”からだった。 「晩酌をしているときに、どちらともなく、そろそろ身の回りの片づけを始めようという話になったようです。片づけながら、一つひとつにまつわる思い出を語り、楽しく終活をしていたみたいですね」 妻が用意した最後の食事 木更津にあったアトリエも手放した。それでも創作活動は続けていた。 「大きなサイズの絵を描くのは疲れるからと、小さな作品を描いていました。描き始めると止まらず、食事もしないほど。中尾さんは“この世は遊び”と考えていて、《遊びをせんとや生まれけむ》という後白河法皇が編んだ『梁塵秘抄』に出てくる1節を大切にしていました。これは“遊びをしようとして生まれてきたのだろうか”という意味。終活をする中でも自分の好きなことに関わりたい、遊びたいと創作活動を続けたのでしょう」 最後まで“童心”を忘れなかったようだ。 「亡くなる3日前に“クリームソーダが食べたい”と言うと、志乃さんが少し高めのメロンソーダを買ってきて、アイスクリームをのせて手作りのクリームソーダを出したようです。それを中尾さんは子どもみたいに喜んで召し上がったそうで、それが最後の食事だったと聞きました」(前出・スポーツ紙記者) 天国でおいしいお酒と料理に舌鼓を打ちながら、愛する妻を見守っているだろう。

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