元日の能登半島地震、翌日の日航機と海保機の衝突という波乱の幕開けとなった2024年。その後も、大谷翔平が電撃婚&「50-50」達成、与党が衆院選で大敗、トランプ前大統領が返り咲くなど、国内外問わず衝撃的なニュースが相次いだ。そこで、本誌が目撃してきた2024年のスクープのなかでも、とりわけ反響の大きかったものを改めて紹介する。
結婚以降、それまででは珍しい金のネックレスをつけるなど、身だしなみの変化を見せはじめた大谷翔平。そこにはモデルの経験もある妻・田中真美子さんの影響が。さらに、昨年10月に立ち上げた会社の事業内容にも「真美子さんの夢」を感じさせるものがあって――。(以下、女性自身2024年4月30日号)※年齢は掲載当時のママ
4月12日(日本時間)、大谷翔平選手(29)の元通訳・水原一平容疑者(39)が、大谷の銀行口座から1千600万ドル(約24億円)を不正送金した疑いで訴追された。
アメリカの捜査当局は本件について会見を開き、水原容疑者の手口について説明。大谷の口座の連絡先を自分の電話番号に変更し、大谷になりすまして銀行に連絡をとっていたという。
そして当局は、「大谷選手は被害者だと強調したい」と述べた。問題が発覚してから約24日後、ついに大谷の身の潔白が証明されたのだ。在米ジャーナリストはこう語る。
「訴状によると、大谷選手は4月2~3日(現地時間)に当局から事情聴取を受けたそうですが、両日とも本拠地でジャイアンツ戦にも出場。3日には今季初のホームランまで放っています。激動の日々が続くなか、いつもどおり活躍できることに驚かされました」
それを支えてきたのは妻の真美子さん(27)だ。9日(日本時間)には、大谷は感謝の思いを明かしていた。
《ここ数週間いろいろあったので、まあ隣に誰かいるかどうかはだいぶ違うと思いますし、そういう意味ではすごくいてくれてよかったなと思ったことはあったかなと思いますね》(「NHKニュース」’24年4月9日配信)
スポーツ紙記者は言う。
「水原容疑者の一件があって以来、夫婦の絆は一層強くなったようです。3月29日(日本時間)には、ラフな服から金のネックレスを“チラ見せ”した大谷選手の写真がSNSにアップされ、話題になりました。彼はふだん、アクセサリーを身につけません。結婚指輪すらつけていないのです。
前代未聞のことなので、ファンの間では“真美子さんとお揃い?”“結婚指輪をネックレスにぶら下げている?”と臆測が飛び交っています。どちらにせよ、奥さまの影響は絶対にあると思います」
大谷は、真美子さんの誕生日にお揃いのスニーカーをプレゼントしたといわれている。おしゃれに積極的になったようだが――。
「実際は、モデルの経験もある真美子さんが引っ張っているみたいです。1年前の2月、大谷選手がパーカの紐を“リボン結び”にして球場入りしたことがありますが、これはバスケットボール選手時代の真美子さんの定番スタイル。写真も数多く残っています。
リボンには“人と人を結ぶ”、すなわち良縁や絆という意味が込められています。婚約前後の時期なので、彼女が願いを込めて結んであげていたのかもしれませんね……」(前出・スポーツ紙記者)
また、日本ハム時代の大谷は、ヘアスタイルには無頓着だったことで知られていた。
《(興味は)ないですね。面倒くさいというのもありますが、黒の方がいい。(中略)普通の社会人だったらできないですから》(「日刊スポーツ」’14年12月26日配信)
それまで髪形も色も変えなかった大谷だが、ドジャース入団以降は“七変化”を披露。
「前髪を伸ばして、昨年12月のNFL観戦ではセンター分け、今年2月のファンフェスタは七三分け、とコロコロ変えていました。これに関しても、真美子さんの指南があったのかもしれません。彼女は御朱印集めが好きで、信心深い一面があります。髪形を変えると運気が上がるといいますし、移籍に伴って気合を入れ直してほしかったのかも……」(真美子さんの知人)
真美子さんと交際してから、続々と大変身を遂げている大谷。次なる一手は――。
「一部報道によると、大谷選手はハワイ島のマウナケア・ビーチにオフシーズン用の豪華別荘を購入する予定で、交際中の’22年に見学に来ていたとのこと。この選択も、真美子さんとの将来を考えてのことでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
ハワイ島は、世界三大パワースポットのひとつ、“マウナラニの洞窟”があり、スピリチュアルな意味でも魅力的な場所だ。
「大谷選手は’16年、日本ハムの優勝旅行でハワイを訪れた際、わざわざ宿泊先から1時間かけてパワースポットに足を運んでいました。世界有数の“聖地”となれば、きっと興味を持つことでしょう。ちなみに真美子さんの選手時代のコートネームは“マナ”。ハワイ語で“神の力”という意味です。夫婦にとってゆかりの深い土地としか思えません」(前出の知人)
さらに大谷は、昨年10月に「Decopin LLC」という不動産売買を目的とした会社を立ち上げ、ハワイに支社を設立している。
■会社の事業内容には“スポーツ教室”が
「今年3月には日本支社も作っていますが、事業内容として不動産以外に『スポーツ施設、スポーツ教室等の経営、支援業務』も掲げています。真美子さんはかつて、“将来的には全国の子供たちにバスケットボールを教えることが夢”と語っていました。会社設立は、その願いを実現するための第一歩だと考えられます。
ハワイの別荘には、練習施設も併設予定だと報じられていますし、現地の子供たちに向けて、夫婦で野球とバスケットボール教室を開く未来もありえるかと思います」(前出・在米ジャーナリスト)
水原容疑者が出廷した13日(日本時間)にも本塁打を放ち、日米通算1千安打を達成した大谷。真美子さんの“神の力”で、これからはツキが回ってくるはずだ。